昭和二十五年二月二十八日 講話(20) 光録17

〔 質問者 〕霊が地獄に落ちた場合、地獄の釜に入れられ、ふたをされたままで何千年の間出られないと申しますがいかがでしょうか。

 これは形容ですよ、本当の釜の中に入れられるわけじゃありませんよ。お盆には地獄の釜のふたが開くなんて言いますがね。これはなんでしょうね、地獄の中でもごくひどい所のことを指すんでつまり密閉されてるような格好になるんでしょう。釜ってのも、ふたをされてるようなっていう形容でしょうね。だから、字にとらわれないで、ただ地獄のことだと思えばいいんですよ。

「『御光話録』十七号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和25年02月28日