昭和二十五年二月二十八日 『御光話録』十九号(2)

〔 質問者 〕ある信者の知己である医学博士が会員の座談会に出席して、かなりの感銘を受け、自分の扱っている病人の浄霊を依頼してまいりました。この博士も痔瘻、神経痛、糖尿病を病んでおります。依頼を引き受けても差し支えございませんでしょうか。

 差し支えないでしょ。大いばりでやっていいですよ(笑声)。それでねこっちは体に触らないんだから医師法違反
になるなんて惧れは絶対ありませんからね。

 今度ね、私の娘の結婚の仲人をしたのが医学博士なんですがね。この人は昔、私がいまの家内と結婚したときの仲人なんですよ。で、私の書いた本なんか読んでますから、いくらか判ってるんですけどね。その人が、結婚の日の前から御夫婦ともに具合が悪くなっちゃってね、一人は風邪で、一人はなんでしたっけね、……とにかく婚礼だからどうしても出掛けなくちゃあって言うんで、決死の覚悟で出てきたんで両方ともフナフナになっちゃってるんです。そこで、私が浄霊をしてやったんですがね。そしたら一遍でよくなってね、帰りにはもうほとんどなんともないってんです。でね、二、三日経ったらね、お蔭ですっかりなんともないって、とても喜んで御礼に来ましたよ。

「『御光話録』十九号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」 昭和25年02月28日