昭和二十五年二月二十八日 講話(11) 光録17

〔 質問者 〕正守護神はその人の身辺にて守護しているとのお言葉ですが、霊の見える人には正守護神も見えるのでしょうか。

 正守護神はあまり見えないですね。かえって動物霊とか死霊なんかは見えますが、正守護神はまず見えませんね。霊は霊界に長くいるほど浄化され希薄になるから見えなくなるんです。だから幽霊なんかになって出てくるのは、霊界に来て間もない浄化の不十分な霊なんです。それに執着が強いほどますます濃いんです。ところが、正守護神になるくらいのは執着のとれた霊ですから希薄でなかなか見えないんですよ。たまたま見えるのは正守護神の命令で働いてる狐などが見えることはありますがね。

「『御光話録』十七号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和25年02月28日