昭和二十五年一月二十日 講話(7) 光録16

〔 質問者 〕家族が御神体の意味が判らないため、家族に内緒でいただく人がございますが、これはいかがでしょうか。

 ああ、これはいけませんね。これは家族がある程度理解したらいただくことですね。早く御神体をいただけば早く理解するかっていうとそうでもないんですよ。むしろ、早くいただいてもしまっておくくらいならすぐお祀りできる人にまわしてあげたほうがいいですね。
 

 〔 質問者 〕御額はいかがでしょうか。

 ええ、御額も本当はそうなんですが、けど御神体ほどじゃありませんね。また、経師屋の都合だとか懐の具合なんかで早くお受けするんならかまいませんよ。それから、大先生はいまに忙しくなられて御額もいただけなくなるといけないから、いまのうちにいただいておこうっていうんならいいですよ。
  

〔 質問者 〕内緒で教修をいただくことはいかがでしょうか。

 まあ、臨機応変にやったらいいんですよ。けど、家庭争議になっちゃ困りますがね。

「『御光話録』十六号、19500120、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和25年01月20日