昭和二十五年一月二十日 講話(44) 光録16

〔 質問者 〕『信仰雑話』に「すべての鉱物はその土壤の性質、地霊の濃淡、気候の変化、年代の長短……等によりその種類が発生する」と拝読いたしますが、地霊の濃淡とはいかなるものでしょうか。

 これはね、地霊ってのは始終発散してるけど、岩石の層がなかったり薄かったりすると地霊はよけいに出るんです。また、山上にはよく雲があるでしょ、あれは地霊が薄いからです。で、地霊の薄い所を低気圧と言い、厚ければ高気圧です。そして地霊の薄い所には水蒸気が集まりやすいから雲ができるんです。ですから地殼の岩石の硬い軟らかいとか、または厚薄によって変化があるわけですね。

「『御光話録』十六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和25年01月20日