昭和二十五年一月二十日 講話(41) 光録16

〔 質問者 〕四五歳くらいの男子、約四年前より右側の腕と脚が痙攣しだしました。別に脳溢血になったことはないとのことですが、現在昼夜ともに同じようにそうとう劇しく痙攣し、また後頭部が重く凝ると申します。これは逆中気でしょうか。また御浄霊はどこを主にさせていただいたらよろしいでしょうか。

 逆中気ですね、これは。これはほとんどここですよ(耳の後下方の首筋)。ここをよくやればいいんです。ここの毒血が溶けて手や足に固まったんだから。そのほか手や足の熱が出たり、痛んだりする所をよくやってあげることですね。それから腕の付け根の所もよくやることですね。これはちょっと悪性のようですが気永にやってれば治りますよ。
  

〔 質問者 〕足の痙攣の場合はいかがでしょうか。

 足のときでも根本は首筋ですよ。……ある教導師でときどき足が悪くなる人がいますが、その人の眉間をちょっと浄霊すると足が治ってしまうんですよ。だから足の悪いのだって頭が原因のこともあるんです。(『御光話録』一二号〔第二巻三三八頁〕参照)

「『御光話録』十六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和25年01月20日