昭和二十五年一月二十日 講話(40) 光録16

〔 質問者 〕中風患者の食事はやはり菜食がよろしいでしょうか。

 菜食がいいですね。中風になる人は肉食の人に多いですね。どうしても肉食すると血が濃く濁りますからね。
  

〔 質問者 〕本人は勿論その一家はみんな熱心な信者でございますが急に中風の御浄化をいただきました。いままで熱心であっただけに多少の迷いを生じた様子ですが、このような場合どのように指導させていただいたらよろしいでしょうか。

 この道の信者だって中風になりますよ。その代わり信仰してると軽くてすむんです。そして治りもいいですね。五六七教の渋井さんだって去年中風になったんです。渋井さんは三度やりましたがね、もうよくなりましたよ。最初は首のうしろ側にオデキができて毒血がうんと出たし、二回目のときは足の腿の外側にやはりオデキができて毒血が出ましたね。あの人はだいたい祖父も父も中風ですからね、で、その筋なんですね。あの人がそんなじゃ信用にかかわるんで、私もだいぶ骨折りましたがね。(笑声)
  

〔 質問者 〕やはり筋をひくものでしょうか。

 ええ、遺伝しますね。けど、渋井さんみたいに三回目だって治るんだからね、たいしたことはありませんよ。

「『御光話録』十六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和25年01月20日