昭和二十五年一月二十日 講話(34) 光録16

〔 質問者 〕会員の二五歳くらいの婦人、妊娠五カ月ごろ胎動の停止に気づき、医師の診断を乞いしところ、すでに死亡し腐敗しているから手術を要する旨申し渡されましたが、手術を嫌い御浄霊一〇日ほどにて胎動があり再び診断を受けたところ「死んでなかったかな」と申しました。これは仮死状態でしょうか、またいかなる原因によるのでしょうか。

 そうですね。ま、仮死とも言えないこともないですが、こういうのには衰弱などの原因もあるし、それからまた、例えば臍の緒に毒の固まりがあって圧迫するため栄養が胎児に行かないってこともあるんです。やっぱり腹の中にいても乳を飲むようなもんで、その出が悪いから弱ってくるんです。それから、心配事とかまたは胃が縮少して食欲がなくなると子供にまで栄養が行かないんです。だから浄霊すれば栄養がたくさん行くからよくなりますよ。

「『御光話録』十六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和25年01月20日