五六七教S会S・M
〔 質問者 〕Y様よりありがたい観音様のお話を伺い、それから四日ほどの間、神棚に向かいお祈りをしておりますと、眼をつむっている眼底にありありと観音様の御姿が浮かびましたので、さっそく善言讃詞を拝借し神棚に向かい奉唱いたしました。八月一五日R先生のお宅にて入信さしていただき、家族の者にもこの話を伝えました。二、三日後、今度は大光明如来の文字がはっきりと金色に輝き見えました。またあるとき隣家の主婦の浄霊をさしていただいておりますと、またまた尊い観音様の御姿が現われ、そのみ胸の右方に経五寸くらいの光の玉が見えましたので、そのあたりを放射いたしますと苦痛もうすらぎ、日一日とその光の玉が小さくなり一週間目には消え失せ、同時に本人の浄化も楽になりました。その後いくどとなく観音様を初め不動尊や他の神様も映じます。これはいかなるしだいでございましょうか。
これは霊眼が開けて見えたので、人により霊視能力のある人は信仰に入るとその能力を発揮するものであり、またこういう人のために周囲の者が霊を認識されるから非常に結構である。
「『光』四十三号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p532」 昭和25年01月01日