〔 質問者 〕私は毎晩のように霊に悩まされてきましたがいかなるわけでしょうか。また次の霊は私になにか関係があるのでしょうか。
床について間もなく、短刀を持った黒い人影が裏口から窓を開け寝ている所へ座ったと思うと、表のほうからも同じような人影が来て、私を刺そうとしました。意識はあるのですが、頭が強力な電気に打たれたようになり、目をつむり体の自由は奪われ少しも動かすことができません。この状態がしばらく続き、目が開けなくとも相手に組みついて戦っているのが見えます。高い断崖の所まで連れて行かれ突き落とそうとするのですが、私が組みついていて離れないので、空中に持ち上げられました。そのときに対手は急に虎に変わりました。私が咬みつくと、ぎゃあと悲鳴をあげて逃げて行きました。龍神だと思いますが、来たと思うと足の先からぐるぐると頭の先まで巻きついて来ます。
邪霊がいじめに来る。前生の因縁もあり今生の因縁もあり怨みが霊になってくる。霊の襲ったとき祝詞を奏げてやるといい。すべて悪魔の霊は黒色である。
「『地上天国』十一号、昭和二十四年十二月二十日、19491220、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年12月20日