昭和二十四年十月二十五日 御講話(11)  地天09 「妙智之光」

〔 質問者 〕狐や狸や猫の霊は多く憑依しますが、犬や猿の霊はいかがでしょうか。

【 明主様 】 狐や狸は人間に憑きやすい。中でも狐は一番憑きやすく、性格からいっても人間に一番似ている。祖霊がなにか知らせる場合よく狐が代わりになって言う。そういう場合本当のことも嘘のことも言うが、それは狐の性格である。しかしそれを一概に祖霊と決めても狐霊と決めても間違う。その話の中でまじめなことは祖霊の言とみてよく、変な話は狐と思えばいい。狐は人間の言葉を聞く性能を持っている。次は狸で猫は少ない。犬、馬、猿という順である。鼠や豚はあまりない。豚は人間に肉を供するのが使命である。天理教では牛肉はいけないが豚肉はよいとしている。

「『地上天国』九号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年10月25日