昭和二十四年九月二十五日 講話(5) 地天08 「妙智之光」

〔 質問者 〕先日光明如来様の御書体の前で患者を浄霊いたしておりますと、急に家族の者が御書体が動くと言い出しました。振り返ってみますと左右に静かに一定の速度で揺れています。それと同時に私の左肩が強く締めつけられるようになり、左手が動かなくなってしまいました。御書体は一五分ほど動揺し、その間二回ほど前後にも動揺し部屋中蜘蛛の巣を張ったように一面光に満たされ、御書体が静止すると同時に私の手も動くようになりました。なにか霊的原因でございましょうか。

 神様が不思議を見せてくだすったものである。例えばその人に早く信仰を進める必要ある場合にいろんな方法で奇蹟を見せてくださる。またその人により近隣の人を早く救うとか、その土地を早く開かねばならぬ必要のある場合不思議なことを見せられるものである。これは光明如来様は紙に文字を書いただけと思うといけないから生きておることを見せられたものである。

「『地上天国』八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年09月25日