〔 質問者 〕ある寺の和尚、夜寝ると夢ではなしに実際頭の所に地獄の霊がやって来て、救ってくれと言って泣くそうです。すると和尚はこわがって、めちゃくちゃに鐘や木魚を叩くのでその幽霊はやがて帰って行くとのことですが、これはどうしたわけでしょうか。
こんなのは地獄で非常に苦しんでいる霊で、早く救ってもらいたいんですよ。鐘や木魚なんか叩かずに、お経を上げてやりゃいいんですが、坊さんていうのは霊界のことを知らないからしかたがないですね。
「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日