昭和二十四年八月一日  直心会報08 「妙智の鍵」 (20)

〔 質問者 〕ある妻女が死んだ子供を夢に見ましたところ、顔は生前の子供の顔で、首から下が直径六、七寸の胴体を持つ長さ一丈ほどの鰻で、海の中より自分に抱かれようとしていたと申します。その人は以前魚屋をしておりましたことがあり、子供はそのとき生まれたと申しております。これはいかなるわけでございましょうか。

 海の大きな鰻が祟ったのでしょう。人間は蛇になるのは下よりだんだんとなり、ついに顔も蛇になるのです。

「光明分会『会報』八月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」