昭和二十四年七月三十日 講話(48) 光録09

〔 質問者 〕ある赤ん坊、両方の腎臓の上にちょうどお椀をふせたような腫れが生じまして近所の医者に見せたところ、こんな病気は初めてだから研究しようと言われましたので母親は不安になって「日赤」へ行ったところ、肉腫だと言い弱い電気では駄目だから強い電気をかけねばならぬと言われ、途方に暮れて私の所へまいりましたので、御浄霊いたしましたところ驚くほど早く治りました。これはやはり肉腫でしょうか。

 それは肉腫じゃありませんよ。やはり毒が出たんですよ。肉腫ってのは癌と同じようなもんでね。そして決して丸いものじゃなくて、ギザギザして角がありますよ。それにね、肉腫は四〇以上になって出るもんですよ。

 とにかくお医者さんてのは、お気の毒だが判らないんですね。……これを説明するにはどうしても医師法違反になってきますね。(笑声) だからね、あの医師法違反ってのは逆なんですよ。治らぬ医学が治る医学を違反にするんですからね。(笑声)

「『御光話録』九号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年07月30日