昭和二十四年七月三十日 講話(38) 光録09

〔 質問者 〕四、五年前より舌に小さな出来物ができ、そのまま大きくもならず、ふつうは痛みもありませんが強く押すと痛みます。一五年前に私の伯母が舌癌で死んでおりますが、これは霊的でしょうか、また御浄霊により治りましょうか。

 これは舌癌の危険がありますね。御浄霊で治りますよ。こんなのは霊的です。前世でなにかよけいなことをしゃべったために怨んでる霊があるんですね。
 葡萄のようって、ブツブツになってんですか。
  

〔 質問者 〕はあ、ちょうど葡萄のようにブツブツになって……

 で、苦痛はないんですか。
  

〔 質問者 〕苦痛はたいしてないようでございます。

 これは霊的のようですね。ふつうの浄化じゃない、なにかの怨みですよ。蛙じゃないですかね。蛙の卵はちょうど葡萄みたいですからね。池なんか掃除したときに蛙の卵をたくさん殺したなんてことから、その怨みのくることもあるんですよ。葡萄状鬼胎なんかそうですからね。だからこれもたぶんそうだろうと思うんですがね……

「『御光話録』九号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年07月30日