昭和二十四年七月三十日 講話(27) 光録09

〔 質問者 〕世間ではよく夜泣きする子供の枕元に刃物をおくとよいと申しますが、この霊的意味についてお伺い申し上げます。

 これは意味がありますよ。霊によっては刃物をこわがるのがあるんです。よく夜泣きなんかして親を困らせるのはたいてい動物霊で、殊に狐なんかが多いんですよ。また、人間の霊のこともありますしね。で、やはり刃物によって負傷したとか、殺されたとかいう霊が刃物を特にこわがるんですね。刃物があるとそばに近寄れないんですよ。子供の夜泣きもそういう霊の場合もあるんです。だからどれもこれもみんな刃物で解決できるわけじゃありません。勿論、こんな夜泣きなんてのも浄霊で治りますよ。

「『御光話録』九号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年07月30日