昭和二十四年七月三十日 講話(26) 光録09

〔 質問者 〕神経痛、胃病などの病人が年寄りに向かって「私の病気を持って行ってくれ」と頼むと、その年寄りの死後病気が治ると申しますが、これは霊的にいかなることになりましょうか。

 こういうこともたまにはあるでしょうがね、だれでも彼でもってわけには行きませんよ。年寄りが承知して、「かわいそうだから俺が持って行ってやろう」っていう想念がなくちゃあね。しかしそれでも、そのいくぶんかを担当するくらいのところでしょう。それに薬毒なんかが入ってればこんなわけには行かないでしょう。

「『御光話録』九号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年07月30日