昭和二十四年五月三十日 講話(11) 光録08

〔 質問者 〕九歳の少女、同年の子供ほどの言葉がまだ使えません。三歳のとき中耳炎を半年ばかり患いましたが、いまなお膿が出ております。去る三月一一日、御神前にて御浄霊中、その子は光明如来様の御前や周りに猫がたくさんいると言い出し、御浄霊が終わると猫が腹から出て楽になったと申しました。

 ああこれは猫の霊ですね。
   

〔 質問者 〕以前その家の飼猫がちょうど人間の癲癇のようになったので川へ捨てたと申します。

 そのためでしょう。その猫を祀ってやったらいいです。その猫の名前は。黒。ではね、小さい板に「黒の霊」と書いて、光明如来様の向かって左脇に台をして祀ってやり、礼拝の終った後でちょっと頭を下げればいいですね。そして、光明如来様に「黒が早く人間に生まれ変わりますように」ってお願いするんです。そうすれば猫は喜びますよ。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月30日