昭和二十四年五月三十日 講話(21) 光録08

〔 質問者 〕二歳の女児、眼の部分に土色の痣がございます。土色の痣はあまり見ませんが、全快いたしましょうか。

 痣は治りませんね。赤痣だけは少しは薄くなりますが、すっかりは治りません。紫と黒の痣は絶対駄目ですよ。この土色っていうのは黒の薄いんですよ。赤痣ってのは前世で斬られたり、突かれたりしたシミが残ってるんですよ。だから赤痣には突かれて出血し、血が迸っているような形になっているのがありますね。黒痣ってのは人の怨みですよ。なにか前の世で人から怨まれるようなことをしてその想念がシミになってるんです。本人の前世でなくても、祖先が怨まれるようなことをしてその子孫にシミのできることもありますがね。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月30日