昭和二十四年五月三十日 講話(20) 光録09

 〔 質問者 〕二七歳の女、腎臓を病み、注射をしましたがいっこうによくならず、やがて脊椎の下に半径一センチメートルくらいの瘤ができて非常に痛み、立ったり坐ったりするときポキッと音がします。御浄霊により痛みはたいへん楽になりましたがこれは霊的でしょうか。生後七カ月くらいで死亡した幼児の位牌を寺に納めてしまい、現在は祀っておりませんが、関係ありましょうか。

 これは霊的ではありませんね、薬毒です。注射なんかをたくさんしたからそれが出たんですよ。音のするのは瘤ができたため、筋や骨の位置が圧迫により多少変わるためです。しかし、この子供の位牌を寺に納めて現在位牌がないってのはいけません。でも寺から位牌を戻すのも変だから新規に作ればいいでしょう。子供の霊が憑る場合にはそんな所には憑りませんよ。肩につかまったり、乳にすがったりします。肩になにか背負ったような感じがあったり、乳房をつかまえられてるような感じがしたりするのだったら、こんなのは祀るだけですぐ治りますよ。祀ろうと思ってただそこへ行っただけでも治ることもあります。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年05月30日