昭和二十四年五月三十日 講話(14) 光録08

〔 質問者 〕稲荷の行者は死後狐霊の世界に堕ちるものでしょうか。

 堕ちますね。生きてるうちからもう畜生道へ堕ちてますからね。だから不幸ですよ。ああいう行者はよく神経痛とか変な病気になりますがね、あれは水を浴びたりなんかして冷やして固めるからで、だから体なんかカチカチです。行者だった人がこの信仰に入るとずいぶん排泄物が出ますよ。私先にやったことがあります。……生きながら畜生道ですからね、地獄ですよ。だから運も悪く早死にするんです。まあ、邪道ですね。あの断食したり水浴びしたりするのは邪道ですよ。仮に断食はいいとしてもね、もし日本人全体が断食したらどうなるんです。(笑声) 生産機能だって止まってしまいますよ。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年05月30日