昭和二十四年五月二十五日 講話(18) 地天04 「妙智之光」

〔 質問者 〕真を行なうにはいかがいたしたらよいでしょう。

【 明主様 】 自分のことを第二にし他人を良くするのが誠である。すなわち人良かれの精神、利他的精神である。世の中とか社会のためになることを行なうことである。真とは嘘の反対で本当のことである。しかしながらただ正直のみでも困る。智恵が働かなくてはいけない。常識的判断がよい。自分の国家とか階級だけ良くするのは善いように見えて真ではない。それは小さい真であるから突きつめれば真でなくなってしまう。どうしても人類愛を本として判断しなくてはならない。

「『地上天国』四号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」 昭和24年05月25日