昭和二十四年五月十三日 講話(20) 光録10

〔 質問者 〕幼いとき母が離婚いたし、母に育てられましたので、現在仏壇に母方の先祖の位牌のみお祀りしてありますが、父の位牌もお祀りしたほうがよろしいでしょうか。

 やっぱり父も祀らねばいけませんね。しかし、これもどっちって決めることはできませんよ。離婚の場合、善意で離婚したんなら祀ったほうがいいし、道楽してお母さんを捨ててしまったって言うんだったらお祀りしなくていいですよ。そういう事情によって決めればいい。

「『御光話録』十号,岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月13日