昭和二十四年五月三日 講話(16) 光録10

〔 質問者 〕御浄霊するとき、掌を静止しているのと、振動させているのとでは、霊光の強さに差異を生じるものでしょうか。

 霊光の差異よりか、こうして振ると目標に当たりやすく、悪い所に集中しやすいんです。効き目は変わりませんが、しかし、じっとしてるとよほど熟練しないと目標に当たり難いんです。また、振るのでもこんなふうに大きくやるのはいけませんね。細かくやるんです。細かくやらないと狙うことができませんよ。そしてできるだけ奥に通るように自分の心で思うんですね。こっちを(掌の親指の側)をやるんだったらこっち側(小指の側)を狙うんですね。奥に通るのと通らないのとではたいへんな違いですからね。

「『御光話録』十号、19490710、19490503、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月03日