昭和二十四年四月二十三日 御垂示(30) 光録06

 〔 質問者 〕四六歳の女、一昨年より肥満し始め、非常に疲れやすく、息切れが激しく心臓弁膜症と診断されました。一二月末より御浄霊をいただきお蔭でたいへん楽にはなりましたが、なお頭が重く耳鳴りが続きいまでも寝て御浄霊をうける状態です。今後いかにしたら早く治りましょうか。

【 明主様 】御浄霊を続けてればよくなりますよ。特に腎臓ですね。つまり小便が体中に溜まったんですからね。心臓弁膜症ってのはたいていこの毒が心臓を圧迫してるんだし、息切れってのは心臓と肺が圧迫されるためそうなるんですからね。そして急にそういう水気……浮腫ですね、これが起ると肺の抵抗力がないから特に苦しいんですよ(ここで、女学生の固肥りについてお話あり『御光話録』六号[第二巻一〇七頁]参照)そして浄霊は腎臓、腰、背中、それからこういうのは腹が大きいから腹と胸を軽くやるようにして気永にやれば治りますよ。小便が溜まるから腎臓を圧迫する、圧迫するから溜まる、まったく「イタチゴッコ」ですからね。そして腎臓が圧迫されるから腹膜になるんですよ。だからだれでも腹膜が大なり小なり悪いですね。まあ、腹膜が悪くない人ってのは一〇人に一人もないですね。小便には薬毒がありますからね、とても悪いんですよ。角力取りなんかほとんどそれですよ。だから力士で五〇歳以上まで生きるのはほとんどないでしょ。たいてい四〇代で死にますね、あれはいま言った「小便肥り」ですからね、穢いもんですよ。……それから、人間は皮膚に大いに感謝しなければいけないですよ。女でもきれいな肌をして太ってるのがいますがね、あの皮膚のどこかが破れたりなんかしていようものなら、臭くて汚なくてしようがないですよ。(笑声) だから、体を完全に蔽って、臭味もなにも隠す皮膚の役目って言ったらたいしたもんですよ。(笑声)

「『御光話録』六号,岡田茂吉全集講話篇第二巻p116~117」 昭和24年04月23日