昭和二十四年四月二十三日 御垂示(8) 光録06

〔 質問者 〕御浄霊によりまして、その病気が霊的か、体的かを見分ける明瞭な方法はございましょうか。

【 明主様 】これは病気によっては、はっきり判るけれども、はっきり判らない病気もある。私にも最初から判る場合と、しばらく経たなければ判らない場合とあります。また、体的と霊的と一緒になっている場合もありますしね。

 こんな場合もあるから、これは知っておかねばなりませんね。肺病でね、最初は体的なただの浄化で、だんだん霊的になってくることがあります。これは体が弱ってきたために血が少なくなって、それで霊が憑りやすくなるためです。精神病、癲癇、小児麻痺などは頭から霊的としてほとんど間違いありません。ただ、小児麻痺で、片方の足だけ動かないなんていう場合には体的なためによることがありますがね。肺病には霊的のものと、体的のものと、霊的と体的と一緒になったのとあります。胃や腸の病気には霊的のは少ないですね。それから、婦人病には霊的のが多くて、多くは生霊ですね。霊にも人間霊と動物霊とありますしいろいろです。まあ経験とその人の霊感の働きによって見分けることですね。

  
〔 質問者 〕癲癇には薬毒のためのものはありませんでしょうか。

【 明主様 】ありません。ただ癲癇に似たものはあります。後頭部に薬毒の固結があって、そのために痙攣するんですよ。これは治りいいですね。

「『御光話録』六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p105~106」