昭和二十四年四月二十三日 御垂示(36) 光録06

〔 質問者 〕親類の者が三年前に私の家の屋敷蛇を殺して以来不幸が続き、四年間に四人の病人が出ました。日蓮宗の行者にみてもらったところ、蛇の怨みのためと判り、蛇を祀りましたら病人は出なくなりました。今後いかにいたすべきでしょうか。

【 明主様 】この蛇は御先祖ですからね。御先祖を殺したから怒ったんです。もう祀ったんだから、そのままずっと続けたらいいですよ。この人の信仰がある程度まで行ったら、それを処分していいんですがね。で、毎朝、光明如来様にお詣りするとき、先に殺した蛇……殺したというと言霊が悪いから、先に霊界行きになった御先祖の龍神……蛇ってより龍神と言ったほうがいい、なんでも言霊のいいほうがいいですからね……御先祖の龍神を一日も早く人間に生まれ変わらせていただけますように、とお願いするんですね。すると人間に生まれ変わるのがずっと早いんです。まあ、光明如来様をお祀りしてから三年はそのままにしておいて、三年も経ったら処分していいですよ。

「『御光話録』六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p120~121」 昭和24年04月23日