昭和二十四年四月二十三日 御垂示(34) 光録06

〔 質問者 〕今度、私の家で近所との交際上、総供養の儀式をやってくれと頼まれております。その式には、阿弥陀如来の掛軸をかけることになっておりますが、光明如来様の御軸を一時外させていただいて式をしてもよろしいでしょうか。

【 明主様 】光明如来様の前でやったほうが、供養されるほうも喜ぶんですがねえ。光明如来様は日、阿弥陀如来様は月、日と月ほど違うんですからね、そこをよく説明して上げたらいい。それでも判らなければ断ればいいですね。掛け換えるのはおもしろくない。断るよりほかにしかたがないですよ、道に外れますからね。ちょうど、電灯を消して、蝋燭《ろうそく》をとぼすようなもんですよ。

「『御光話録』六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p119」 昭和24年04月23日