〔 質問者 〕入信してから死んだ人の体が死後もたいへん温かいのはなぜでしょうか。
【 明主様 】これは入信すると霊的に違ってきて霊が温かくなるんです。火素が増えるんですね。この火素が、死んで霊が抜けても残っているわけです。……温かいということは愛の表象です。よく、あの人は冷たいとか、温かい感じのする人だとか言いますね。火素は愛の精神から発生するもので、愛の発動の中心は心臓になるのです。前の本にも書きましたが、心臓は霊界の火素を吸収するんですからね。温かい人ってのは心臓が強くて熱を多く吸収する、熱の吸収が多いと肺の活力が旺盛になる。肺は水、水は火によって湯となり活動するんですからね。……寒いときは、晴れた日より曇った日のほうが暖かいんですが、これは曇った日のほうが水分が多いからよけいに火素が働くんです。私は火素が多いから、ぬるい湯に入っても、上がって一時間、二時間は暑くて暑くてしかたがない。冬の寒いときでも、風呂に入って一、二時間はタオル一枚ひっかけているだけです。
「『御光話録』六号、、岡田茂吉全集講話篇第二巻p103 説明:死後硬直・体温低下」 昭和24年04月23日