〔 質問者 〕御浄霊をいただく場合、非常に熱く感じたり、ビリビリ感じたりする人がありますが、また当方が相手によって感じに差がありますが、これはいかなるわけでしょうか。
これは御浄霊をやるほうがですか、受けるほうがですか。
〔 質問者 〕やるほうのこともございますし、受けるほうのこともございまして両方でございますが……
両方ね、で、どっちが多いですか。
〔 質問者 〕御浄霊するほうが多うございます。
やるほうがね。……それがあたりまえですがね。この原因はいろいろあって相手にもよりますよ。特に相手が水性って言いますか、水の多い人の場合には熱く感じるんです。この御浄霊は火で、火素が中心ですから水が多いほど火はさかんに燃えるんです。こういうのが一番多いですね。それから患者のほうに霊の障りのあることがあるんです。例えば信仰で病気を治そうとする場合、「信仰でなんか治るもんか、医者にかからねば絶対駄目だ」っていう者が近親者にいたりすると、その反対した人の生き霊がくっついて邪魔するんで患者が熱くもならないし、こっちも熱くならないんです。それからこっちの霊の障りのこともありますよ。こっちに邪魔が入っていろんなふうに迷わしたり、邪魔したりする霊がたくさんいますからね。こんなのにやられると火素の出が少なくなるから熱くならないんです。まあ、いろいろありますがね、だいたいそんなわけですよ。
〔 質問者 〕別に気にしないでよろしいでしょうか。
ええ、気にしなくていいですよ、一々気にしてたら骨が折れてしかたがない、ただ無意識になってやってればいいんですよ。
「『御光話録』七号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年04月23日