昭和二十四年四月二十三日 講話(1) 光録07

〔 質問者 〕大浄化について、
  
 (一)大浄化が非常に近い由洩れうけたまわりますが、大浄化はいつごろでしょうか。

 これは絶対に言えません。こんなことを言うとかえって思い違いされて、新聞や当局がさっそく目をつけますからね。教導師が自分でそう思っていろいろ言うんでしょう。ただ近寄ったってことと、きっとあるってことだけは言えますね。しかし、これはキリスト教でも最後の審判とか、世の終わりとかって『聖書』に書いてあり、それを信じろって言うんですからね。私がこう言ったって別にどうってことはありませんよ。近寄ったってことは言えますね。けれども近寄ったと言ってもまだ来月とか再来月とかじゃなくてまだちょっとはありますからね、そんなに……
   

〔 質問者 〕(二)大先生様より国民や人類への大警告がいただけましょうか。

 これは私も判りませんがね。その時になればたぶんそういうことがあるでしょう。いま、警告したところで、まあ信者間では信用があるけど、私がまだ社会的には信用がありませんから無駄ですよ。全人口の三分の一くらいが信者になれば警告してもいいですがね。いまやったって鼻であしらわれるくらいのところですからね、馬鹿馬鹿しいですよ。むしろ悪く解釈されますよ。あんなこと言っておどかして信者を殖やそうとする策略だととられますしね。なんとしても頭から軽蔑されてインチキと見ますよ。だから、はっきりとも言えないし、また言ったところでたいして効果がありませんよ。
   

〔 質問者 〕(三)その非常時に直面して、資格者はいかなる態度をとるべきでしょうか。

 大いに救うことですよ。それからが大いに働き甲斐のある時期なんですよ。いまはそれに備えての準備時代ですよ。世の中の人がみんな救けてくれって言ってきてたいへんですからね、その時に大いに力を発揮するんですよ。

「『御光話録』七号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p139」 昭和24年04月23日