〔 質問者 〕輸血というものはだいたい生命が危急の場合使用し、ある程度効果があるように言われますが、やはり罪になるものでしょうか。
罪にはなりませんが一時的なもんですよ。いずれ治ってから浄化作用を起しますよ。輸血した血は決してその人の血とは混じりませんからね、やがて痔の出血だとか、喀血だとかして排除されますよ。……この御浄霊というのは霊的輸血ですよ。これが本当の輸血ですよ。血液の霊化したものがこれ(御浄霊)ですからねだから五分くらい御浄霊すれば、二〇〇グラム輸血するよりも血が多くなりますよ。出血が多いと霊が希薄になるんですが、御浄霊で霊を足すと血ができるんですよ。だから息の絶えたのが、御浄霊で生き返るってことがよくあるんですよ。あの輸血っていうのは管で血をとるんですからね、あんまり文化的ではありませんね。手術だって、悪い所を切ってとる、それだけですからね、ほかにはなんにもないんですから。手術すれば痛いし、そこに欠陥がどうしたって生じますからね。ただ文化人は器用でね、細工がうまいんですよ。だから「医学の進歩」と言われるのは「技術の進歩」ですよ。それを本当に「進歩」だと思っている文化人の頭は情けない頭ですね。
だからね、御浄霊で病気が治るってのは、実にすばらしい文化ですよ。で、私は、これは二一世紀か二二世紀の文化だって言うんですよ。それくらい先に進んだ文化だから、二〇世紀の人間にはあんまり程度が高すぎて迷信だとか邪教だとか言われるんですよ。あの解剖や手術なんかは残虐なもんですよ。少しでも人間性のある者には見られませんよ。その結果、生体解剖なんかが起るようなことになってしまうんです。
いま、アメリカで一番心配しているのはソ連が細菌爆弾を持っていて、それでやられやしないかってことですがね、あんなのちっとも心配いりませんよ。いまにアメリカにもこの道を宣伝するつもりですがね。黴菌が入ったってそれが繁殖しないような体にすりゃあいいんじゃないですか。建築なら燃えないような建築にすればよい。それでいいんですよ。われわれのほうではその不燃性家屋ができるんですからね。(笑声) この間もアメリカ人が来たんで、伝染病なんかちっとも怖くないって話したんですよ。お望みとあれば細菌を飲んでみせるって言ったんですよ。私は精神でなんだからと言われるんなら、私の家族でも、だれでも飲ませるからいつでも実験してください、と言ったんですが、ビックリしてましたよ。