昭和二十四年三月十三日 御講話(6) 光録05

〔 質問者 〕御書体(横額)をかけさせていただく場合、順序、位置はいかがいたすべきでしょう。

 これは床の間の真上はいけません。真上以外の一番いい所にかければよろしい。だから違い棚の上の所など一番いいわけですね。ただ私の書いたものをかけてある所には他の人の写真や、他の人の書いた書体などはかけてはいけません。
   

〔 質問者 〕狭くて違い棚もないような場合は……

 どうしてもいい場所がなければ、床の間の端にかけておけばいいです。
   

〔 質問者 〕「日月」「地上天国」などの御書体の順序はいかがいたすべきでしょうか。

 でたらめはいけません。私の書いた字は生きている、生き物ですからね。やはり順序は考えなければいけません。……「日月」はまあ一番上で「光明界」はその次くらい「地上天国」は「光明界」の次でいいでしょう。「神龍」はずっと下でいいですよ。龍のついたのは下でいいですよ、龍は人間の次だから下です。「観音光」は、観音は仏で仏の光だからそう上でなくていいですね、「地上天国」の次でいいでしょうね。「神世界」はずっと上でなければいけない、これは神様の世界ですからね。「光明浄地」、これは下でいいです。「神風」は風だからどこでもいいです。

「『御光話録』五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年03月13日