昭和二十四年三月十三日 御講話(5) 光録05

〔 質問者 〕三九歳の女、風邪を引いてからしだいに声が出なくなり、御浄霊を半月続けましたらちょうど発病当時の状態となり、発熱し痛みますがいかがでしょうか。

 ええいいです。固まっていたのが溶けてきたんですからね、治りますよ。声が出るのは弁の振動ですが、細かく振動すると高い音が出るし、ゆるく振動すると太い低い声が出ます。その弁のつけ根へ毒の固まりができたんです。それで声が出ないんですから、それを溶かせば声は出るようになります。
   

〔 質問者 〕その人の祖父は以前猫をしめ殺したことがあり、病人の伯母も同じ状態になっており、霊的のように存じますが……

 それは勿論猫の執着がまだ抜けきらないのです。だから額と喉とをよく御浄霊するんですね。
   

〔 質問者 〕額と耳下腺の辺に高熱があり、昨日は下顎が腫れうつむけぬくらいでした。

 ええ非常に結構ですね。よく霊の病気と言いますがね、霊体はやはり一致しているものですからね、霊が憑くときはやはりそこに曇りがあるから霊が憑依できるんです。だから御浄霊すると曇りがとれて霊が憑けなくなるというわけですね。

「『御光話録』五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年03月13日