〔 質問者 〕再び妊娠の方法についてお伺い申し上げます。
これは天地自然の法則にかなえばいいのです。(笑声) というのは、当然その自然の法則に気がつくべきですからね。……それで一番肝腎なのは子宮の位置なんです。
〔 質問者 〕そこのところがちょっと判りかねるのでございますが……
ええ、判らないかもしれませんね。が、判らないと言っても意味が違うのであって、別に覗いて見る必要はないのです。(爆笑)……で第一の原因は子宮の前屈や後屈です、下腹を押してみて固ければそこに毒結がある。そのため子宮は後ろに押されて子宮後屈になるし、また腰に微熱があればそこに毒結がある証拠で、そのため子宮は前に押されて前屈になるのです。前屈や後屈になると子宮の入口と子宮とが食い違ってくるためにうまく妊娠しないのです。それから子宮の発育不全ということもあります。これも下腹を押してみれば判ります。一般に下腹が固くなってるのは妊娠しにくいんです。昔から「あの人は下腹が固くなったからもう子ができない」というのはこの意味です。第二に腎臓が萎縮すると性欲欠乏性になる。そしてこれが弱ると卵子の活力も弱るのです。だから腎臓を浄霊すれば非常に幸福になれるんです。それから、すべて女性は膣の所に粘液が出てるんですが、それは酸性で精虫を殺す働きを持っていると言われますが、これはたいしたことはなくてもあるにはあります。女性のほうはそれくらいです。……男のほうはやはり腎臓が弱いと射精力も弱くなります。そのため精虫が奥のほうまで行かずに入口で止まってしまうのです。
〔 質問者 〕精虫は自分で進むと言われますが……
いや進みませんよ。進まないから卵子と結合することができないのです。そして射精力を強くするのは腎臓をよくすることが第一で、第二は睾丸です。睾丸でもって精液は作られますからね。だからこういうこともあるんです。横痃なんかを手術するとその薬毒が睾丸の所へきてそのため痛みや重い感じが起きたりするんです。で、そうなると精虫の力も弱くなるのです。肩あたりからも毒が下がることもあるんですよ