昭和二十四年四月二十日 講話(11) 地天02 「妙智之光」

〔 質問者 〕入信してからの不幸災難の原因に対する神の慈悲と恵みについて。

【 明主様 】信仰者に対し神様が恵みを与えようとしても、その人に罪穢があっては神恵を受ける資格がないためである。すなわち入れものの中が汚れているからそれを取り除いてきれいにしてくださるというわけである。

〔 質問者 〕自家で飼育した家畜を殺して食べることは罪悪になりましょうか。

【 明主様 】家畜類を殺して食うことの可否は一概には決められぬ。営業で殺す場合は割合に罪は軽いが、そうでないのは重いわけで動物といえども殺されれば怨む。その怨みもたくさんになると共同して人間に対し恨みを返すことになる。故に年に一遍くらいまとめて供養してやるといい。そうすれば罪は消える。営業でなく自家の家畜を殺す場合は怨みが大きいから必ず供養してやる要がある。そうしてそのとき幽世の大神様に「その家畜類がこの次は転生して人間に生まれ代わらしてくださるよう」お願いしてやると、かえって大きな功徳となるのである。

「『地上天国2号』,岡田茂吉全集講話篇第三巻p14~P15」 昭和24年03月01日