昭和二十四年二月二十八日 御講話(16) 光録04

 疥癬について

 本教団に疥癬がさかんという批評があるが、これは色眼鏡で見るからである。だいたい、疥癬病は経験上地域的に流行するもので、これは医家もよく知っているはずである。故に、その流行の地域にある本教の支部へは、自然、多数の患者が浄霊に来るわけである。それは、浄霊によって非常に効果があるからである。それは、完全に治癒すること、ぜんぜん患部へ触れないから伝染の危険のないこと、全快後、罹病以前より健康増進することなどである。特に、この病気に注意すべきことは、薬剤塗布、または薬湯などによれば、湿疹は速やかに消滅する。しかし、これは治癒ではない。毒素排除を止めたのであるから、当然の結果として全身浮腫を生じ、肺および心臓が圧迫され、生命の危険におよぶことは、われわれのしばしば経験するところである。この意味によって、本教の浄霊による限りなんら生命の危険もなく、伝染の憂いもないという理想的方法である以上、政府は大いに奨励すべきであると思う。このような効果を挙げつつある本教が迷信とすれば、迷信と評する人士こそ、立派な迷信者であるわけになる。  

(昭和二四年二月二八日)

「『御光話録』四号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年02月28日