昭和二十四年二月二十八日 御講話(14) 光録04

〔 質問者 〕新産児の黄疸には病的と生理的と二種類あるそうですが、生理的黄疸はなぜ起るのでしょうか。

 赤ん坊は黄疸を起しやすいですが、大きくなるに従って治りますよ。生理的というのは、産道を出るときに肝臓を圧迫されるからで、肝臓の所に胆嚢がありますから圧迫された結果、胆汁がよけい出てくるのです。生理的でないのは肝臓に毒の固まりがあるからです。

「『御光話録』四号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年02月28日