昭和二十四年二月八日 御講話(3) 光録04

〔 質問者 〕副霊と犯罪について、
  (一)犯罪は副霊の働きでしょうか。
  (二)帝銀事件の平沢も副霊のためでしょうか。
  (三)右の事件で犠牲になった方々の霊は当然平沢に復讐することと存じますがいかがでしょうか。

 (一)副霊ですね。勿論本霊は止めようとするけれども止まらないのです。

 (二)そうです。これはたいへんな副霊です。平沢なんかは体中副霊でいっぱいです。それからあんなに嘘を
言うのは狐ですね。

 (三)勿論で、もう復讐しようとして狙っていますよ。
 

〔 質問者 〕もう一年にもなりますが平沢はいっこう弱らないのはなぜでしょうか。

 副霊が強いのです。しかし、またいっぽうではあの犠牲になって死んだ人々にも殺されるだけのことがあったのです。あの事件のとき一人だけ先に帰宅して難を免れた人がありましたが、あれは御守護によって助けられるのです。

〔 質問者 〕邪神などが憑くために兇行を演ずるということはありませんでしょうか。

 勿論ありますが平沢のごとく計画的にするのは憑くのではなく副霊です。その反対にカーッとして前後を忘れて振る舞い、しばらくしてハッと気がつきたいへんなことをしてしまったと後悔するようなのは邪神に憑かれた場合です。

「『御光話録』四号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年02月08日