昭和二十四年一月二十八日 御講話(2) 光録03

  〔 質問者 〕神前結婚の方法についてお伺い申し上げます。

 私もよく知らないんですがね、まあ臨機応変にやったらいいでしょう。その祝詞は善言讃詞がいいですね。
 

〔 質問者 〕拍手を打ったり神の御名をお称えすることはいかがでしょうか。

 拍手はしてもいいですよ、この場合は。神の御名も称えて結構です。結婚式の祝詞があるからそれをあげたらいいですね。
 

〔 質問者 〕その場合の神様の御名はなにをお称えすべきでしょうか。
 

御神名は伊都能売大神でいいですね。伊都能売とは男と女という意味ですから。

 〔 質問者 〕結婚の場合、よく年まわりということを問題にいたしますがいかがでしょうか。

 たいした意味はありませんね、たぶんに迷信があります。年齢や日柄などから相性をみて、これなら申し分なしというわけで結婚しても夫婦喧嘩したり、死に別れや、生き別れする人がたくさんありますからね。そうしてみればなにがなんだか判りはしないですよ。

「『御光話録』三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年01月28日