昭和二十四年一月十八日 御講話(2) 光録03

〔 質問者 〕神様にお願い事をする場合、心に思えば口に出さなくても同じと考えさせていただいてよろしいでしょうか。

 これは違いますよ。例えば私があんたにごちそうしようと思ったって、あんたはうまくもなんともないでしょう。(笑声) やはり形に表わすことが大切です。だから言葉にも表わすべきです。まあ、思うだけでも思わぬよりはいいでしょうがね……

〔 質問者 〕教導所に来てお詣りする場合、周りに人が大勢いたりしますと、声を出さぬことが多いのでございますが   ……

 それは状況によって適当にすればいい。よく、クシャクシャ小声で言っている人があるでしょう。あれでいいのですよ。また、御浄霊するときは念じないほうがいい。それから危急のときは口に出して念じたほうがよろしい。が、絶体絶命の時は私に頼みなさい。そういう場合は字や絵よりも生きている私のほうが力がある。つまり、私がその仕事の実行者だから。

「『御光話録』三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年01月18日