昭和二十四年一月十八日 御講話(15) 光録03

〔 質問者 〕三尊の弥陀、および法身、報身、応身の意義についてお伺いいたします。

 三尊の弥陀とは三つの弥勒の意味です。法身とは阿弥陀で阿弥陀様のお働きは法を説いて明らかにするのです。報身は釈迦であり位を下にして一切衆生をお救いになるのです。で「地の弥勒」といわれるのです。応身は観音様で、すべてに応じてお働きになる。だから観音様は千変万化するのです。お釈迦様や阿弥陀様には一定の性格があって変わらない。しかし、本当に助けるにはやはりすべてに応じなければ駄目ですね。

「『御光話録』三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年01月18日