昭和二十四年一月八日 御講話(6) 光録03

 〔 質問者 〕性愛と恋愛について、
  
 (一)性教育はもっと徹底して子女に教育すべきかと存じますがいかがでしょうか。

【 明主様 】 これは教育しないほうがいいですよ。いま世間の人々はいろんなことを言ってますが馬鹿げたことです。そんな必要はありません。なぜっていままで性教育をしないですんできたのだからいらないでしょう。性とは本能の働きです。犬や猫は別に性教育をしなくたってちゃんと知ってますからね。(笑声) 殊に最近は産児制限なんてつまらぬことを言ってますが、こんなことを騒いでいるいまの文化人なんてまったく「憐れなる小羊」です。産児制限については今度本に書きます。

〔 質問者 〕(二)性問題を扱う雑誌も多く、また住宅欠乏のため性問題になにかと悩んでいる父兄も多いのですが、これはいかがいたすべきでしょうか。

【 明主様 】 ええ、これはありますね、がしかし、性の問題を起すようなちっぽけな家に住んでるというのはその人が悪いんです。だからそういうことで悩むのはいい浄化です。大いに苦しんだらいい。

「『御光話録』三号、19490409、19490108、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年01月08日