昭和二十四年一月八日 御講話(1) 光録03

  〔 質問者 〕お伺いの仕方について、

  イ 不明の点をお伺いする程度にいたすべきでしょうか。

  ロ 私どもの卑見を申し述べさせていただくことは差し支えないでしょうか。この場合往々失礼に亙る怖れがありますので、言葉を慎しみますとなおさら気持ちを申し上げにくくなりますが、この点いかがでございましょうか。

【 明主様 】 イ 突っ込んで質問してもいいですよ、公開の席上差し支えない程度なら。やはり質問したら納得がゆかねばうそで、中途半端ではいけない。私はなんでも徹底主義です。

……ロ 意見を言ってもかまいませんよ。失礼といっても事柄は失礼ではない。畏れ多いといっても疑問が解けねばなんにもならない。畏れ多いから黙っているというのでは私の意志とも違ってきます。言葉もふつうに話しするように言ったらいいのです。

「『御光話録』三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p7」 昭和24年01月08日