〔 質問者 〕高所から落ちて眼を覚ます夢をよく見ることがありますが、いかなる理由でしょうか。また正夢はなぜ事実が夢になって予知できるのでしょうか。
人間が災難に逢うとか、大怪我をするのも何年何月何日と実は決まっているのです。ところが神様の御守護のある人は大難を小難に振り替えていただけます。それが一番軽いのは夢ですませていただけるわけで、高所から落ちるのは地獄へ落ちるわけでたいへん結構な夢です。また死んだ夢を見るのもよく、いままでの自分が死んで新しい自分が生まれるわけです。右のような夢は篤信の方がよく見ます。正夢は正守護神が未来の出来事を夢で知らせてくれたので、その際事実を見せる場合と寓意的に見せてくれる場合とあります。歯の抜けた夢など、必ず凶事の知らせです。
「実生分会『実生分会ニュース』一月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年01月01日