昭和二十三年十二月二十八日 御講話(17) 光録(補)

〔 質問者 〕死産、流産にはなにか特殊な霊的な意味がありましょうか。

 これはありますね。ふつうは体的な原因が多い。一番多い原因はおなかに固まりがあることです。腹の皮が厚いと産めぬと言われるけれど、これは腹膜に尿毒が溜まっていて横に広がらないで力が下へ加わる、それで流産するのです。だから子宮が充分広がれば絶対流産はしません。流産は力が下へ加わるに対し、上に上がるのが悪阻です。だから、悪阻のときは臍と鳩尾の中間をやればよい。子宮前屈や後屈も毒の塊りのためです。おなかの皮によって健康、不健康を判断するのはそうとう熟練を要しますね。……死産は霊的には生霊がついて、その女に対する怨みの霊が来て産ませまいとすることもあります。また体的にはたいてい薬毒です。薬毒がそこへ寄るので胎児が発育しないようになるのです。だから田舎には少ないです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、19481228、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月28日