昭和二十三年十二月二十八日 御講話(3) 光録(補)

〔 質問者 〕氏神様にお詣りするときにはなんと申したらよろしいでしょうか。

  「産土大神守り給へ幸倍賜へ」でいいです。御礼と御守護を願ったらいいです。これも別にそんなに大きな声を出さなくてもいい。小さい声でいいんです。拍手も打たぬほうがいいです。拍手も大きく叩く人があるが、あれはその人の心の表われで、大きいほうがいいとは限らない。神様は耳が遠いわけはないから。祝詞だってふつうの声でいい。別に大きな声を出したからどうなるということもないんです。

 〔 質問者 〕お道の信者が氏神様に御守護を願うということは差し支えないでしょうか。

 それはかまいません。氏神は氏子を守護するのが役目なんだから。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月28日