昭和二十三年十二月二十八日御講話(2) 光録02

〔 質問者 〕氏神様にお詣りするときはなんと申してお祈りすべきでしょうか。

【 明主様 】「産土大神<うぶすなのおおかみ>守り給へ幸倍<さきはえ>賜へ」でいいです。御礼を申し上げ御守護を願ったらよろしい。……これも別にそんなに大きな声を出さなくてもいい、小さい声でいいんです。拍手<かしわで>も打たぬほうがいいです。これも大きく叩く人があるが拍手というのはその人の心の表われで大きいほうがいいとは限らない、神様は耳が遠いわけはないから。善言讃詞だってふつうの声でいい。別に大きな声を出したからどうなるということもないんです。

 〔 質問者 〕観音様の信者が氏神様に御守護を願っても差し支えないでしょうか?

【 明主様 】それはかまいません、氏神は氏子を守護するのが役目なんだから。

「『御光話録』二号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p345」 昭和24年01月08日