昭和二十三年十二月十八日御講話(6) 光録02

 〔 質問者 〕お姿と御書体の御軸を両方かけさせていただく場合、いかがいたしたらよろしいでしょうか。

 一つ床の間へ両方かけるのはいけません。本当は字は霊だから御書体のほうが上です。だから御神体としては書です。お姿は次の部屋がいいですね。

 〔 質問者 〕私宅では二階へお姿、階下へ御書体をお祀りしておりますが?

 それは反対だ、菩薩より如来のほうが上なんだから。……かける場所がないときはしまっておけばいいです。

「『御光話録』二号、岡田茂吉全集講話篇第一巻」 昭和24年01月08日